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一本の柿の木

里山に一本の柿の木があります。毎回の散歩の途中で、みんなで見上げて通ります。
青々とした葉っぱをいっぱいつけた柿の木は、やがて実をつけ、色づいてきます。実が熟すと、散歩の度にとって食べ、かたい渋柿は干し柿に。あざやかに色付いた葉では、柿の葉人形やぞうりを作って遊びます。やがて冬になると、実がすっかりなくなります。
一本の柿の木の日々の変化は、親と子ども達との間に、たくさんの感動と共感を与えてくれます。
子どもたちには、一つの命あるものを、さまざまな角度から、いろいろな関わりを繰り返し重ねていくことで、そのものの本当の姿を見つけていって欲しいと願っています。
豊かな感性の育ちにつながることを信じて。